丸亀市コミニティバスのGTFSデータが公開されていたので、GTFSデータを「QGIS」から確認できないかネット検索してみたところ、「GTFS-GO」というプラグインが提供されていたので使ってみました。
GTFSとは
公共交通機関の時刻表とその地理的情報に使用される共通形式を定義したもので、当初はGoogle社向けのフォーマットとして作成されていました。現在はオープン化され、誰もが使用できるものとなっています。
ちなみに、現在はGTFSは、General Transit Feed Specificationの略ですが、当初はGoogle社員向けに作成したため、Google Transit Feed Specificationだったそうです。
GTFSを作成しアップすると、Googleマップ等の経路検索サービスで利用されるため、最近は自治体のコミニティバスなどでも経路検索されるようになっています。
GTFSデータのダウンロード
GTFSデータの登録・公開を行えるサービスである。GTFSデータリポジトリのサイトに移動し、丸亀市のコミニティバスのGTFSデータをダウンロードします。
GTFS-GOのインストール
メニューバーから「プラグイン」「プラグインの管理とインストール」を開き、gtfsで検索すると、GTFS-GOが出てくるのでインストールします。
GTFSデータの取り込み
GTFS-GOがインストールされろとバスのアイコンがあるので、クリックし、保存済のZIPファイルを選択し、変換後のフォルダを指定し、「QGISに読み込み」ボタンをクリックします。
GTFSデータは路線と停留所のgeojsonデータに変換され、地図上に表示されます。
次は、この停留所データを使って交通網の分析をしようと思います。