C#でUSB接続したTHETA Vで撮影する

現在、仕事で屋外広告物の調査方法の検討しています。

以前は、市販のドライブレコーダーで調査していましたが、画質が悪いのと、前方しか確認できないという理由で、全方位カメラを導入することにしました。

全方位カメラの選定に関しては、GARMIN VIRB 360 など試したのですが、結局、画質や性能よりも、日本製で、日本語の情報が多い、THETA Vを選択しました。値段も手ごろですし…

また、THETA ではUSB MTPの仕様が公開されており、Windows PCからMTPコマンドを実行できます。

全方位カメラの難点としましては、遠隔で画像確認や操作ができない点でしたが、このMTPコマンドを利用することで、PCやタブレットから遠隔操作が可能になりました。

私はC#が得意なので、以下サイトを参考にさせていただき撮影ツールを作成しました。

C#でUSB接続したTHETA Sを操作できるライブラリを作成してみた

1.作成したツール

以下は、作成したツールの画面です。ボタンをクリックすると設定した間隔で、撮影および
GNSSロガーからの座標位置の出力を行います。
※ただし、THETAの仕様で、4秒未満の撮影間隔は設定できないらしいです。

2.地図に展開

以下は、GIS上に座標位置と撮影画像を展開した画面です。当初の撮影では、真っ白でした。
※屋内では、正常に撮影できましたが、屋外ではまっしろでした。
※オートからマニュアルに変更し、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスなんかも試しましたが、相変わらず、屋外では白飛びしてました。

3.設定変更し再撮影

THETA失敗かと思いましたが、オートのDR補正を設定し、白飛びを防いで、きれいに撮影できました。

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