技術士(情報工学)第二次試験(口頭試験)合格までの道のり

1.技術士第二次試験 口頭試験の勉強

■想定問題準備

口頭試験では、sukiyaki塾の体験記やAPECさんの書籍を参考にし、想定質問集を作成した。
ただし、情報工学に関する質問がなかったので「新技術開発センター」の口頭試験実例集を購入し、参考にした。
また、念のため、論文で記述できなかった仮想通貨について調べておいた。※ただし、問題点や解決方法はわからなかった。

■口頭試験シュミレーション

口頭試験シュミレーション用に、ICレコーダーを購入し、当初は自分の声を吹き込もうかと考えたが、面接の雰囲気が出ないので、情報工学らしく!?テキスト読み上げサービスを利用し、想定質問をICレコーダーに録音した。
録音した質問は通勤時の車内などで再生し、実際に声を出して口頭試験のシュミレーションを行った。

2.技術士第二次試験 口頭試験後の感想

・業務詳細で記載した、工夫点が、一般的であるとのことで却下された。

・その他の工夫という点で、セキュリティを考慮したDBを導入や、フレームワークを導入したりといった点が 工夫の話を行ったがあまり反応は良くなかった。

・単にDBの変更や、フレームワークの導入だけでは工夫と見なされない。DBやフレームワーク導入後に加え、 こういう問題があり、こういう対策を行った、などのさらなる追加の工夫が重要なのかもしれない

・確かに一つ目の工夫は一般的であるが、一番の工夫点であり、一般にわかりやすいと考えたため記述した、それが全否定されたため、動揺してしまった。このような状況を考え、業務詳細に記載している他に、もっとネタを準備しなけらばいけないと感じた。

・口頭試験の結果が良くなかったので、せっかく東京に来たのだから、未だに登っていない、スカイツリーに出向いたが…以外にも人が多く、40分待ちで帰りの飛行機に間に合わなさそうだったので、もやもやした気分で、香川に帰った。

3.技術士第二次試験 口頭試験の結果

口頭試験の結果が3、4割といったところだったので、あまり期待はしていなかった…
とはいえ、わずかな希望ももっていたので、願掛けのため、あらゆる神社で合格祈願のお守りを買いあさって発表の日を迎える。

発表の日(3/1)発表の時間が判らなかったので、日付けが変わるとともに、インターネットに向かい、技術士会の合格ページをリロードしていた。結局2時まで粘ったが、あきらめて布団に入る。

翌朝、めずらしく早くに6時に目が覚め、恐る恐る、技術士会の合格ページを覗いたところ、番号が見つかった。ほっとした。嫁にも報告し、一緒に喜んでくれた、とにかくよかった。

試問事項 ①経験及び応用能力 ②技術者倫理 ③技術士制度の認識その他
成績
結果 合格

〇:合格基準(60%)に達している

ちなみに、私の受験した科目では、筆記試験合格者が24名、口頭試験合格者が20名であった。

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